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看護の役割

看護職の役割拡大が安全と安心の医療を支える
  日本学術会議健康・生活科学委員会看護学分科会の提言です。
  高度実践看護師等の裁量の幅を拡大、看護師等の役割拡大、看護職の労働環境について、の3つがあります。
  働き始めた卒業生が「だまされた」という状況は問題だと思います。
保健師助産師看護師法
  法令データ供給システムのなかにあるものです。
  日本看護協会の看護政策立案のための基盤整備推進事業としての調査で、7つの国での看護に関するシステムなどを
  比較しています。看護職者全体としての提言は4つです。1.看護協会で、各専門領域のGeneralistの一定の能力レベルを維
  持・評価するシステムを開発する、2.各施設で、評価システムを取り入れ看護職者の自己評価、他者評価を定期的に行う、
  3.再教育プログラムを開発する、4.免許更新制度を取り入れる検討を行う
  Specialist(専門看護師など)についてもに関して提言があります。
ICN所信声明/ICN Position Statements
  ICNによる、「ヘルスケア・サービスにおける看護の役割」があります。仮訳で読めないところが多いのが残念です。
「看護の社会的役割」に関する一考察―ナイチンゲール及び『季刊綜合看護』の看護分析を通して―
  「看護が従来育んできた患者の回復力を高める、働きかけ、ともに育つという本質的なものが後回しにされて
  いるのではないか」「その蓄積を元に他領域と交流を盛んにしていく。共同研究や学習を通じて、他領域につ
  いて学び人間を多面的に捉える目を養う。そしてさらに、看護から他領域へ発信していく」「看護の社会化
  を目標に実践に基づいた研究を続けていくことが不可欠」など同感。看護が人全体を対象とする以上、
  専門分化以上に絶えざる学際化が必要でしょう。
意思決定を支える看護師の役割葛藤に関する看護倫理的考察―ナラティブからの現象学的方法による分析―
   終末期における看護師の葛藤を分析し、患者の意思決定を支えることについて述べられています。
  「看護職は患者や家族の動揺を敏感に捉え、各職種から適切な時期に適切な情報を提供されるような連携役割が
  求められている」とあります。 対象への情報提供と意思決定支援を目的とした看護情報学をつくらねば…。
養護教諭の歴史とアイデンティティに関する研究―養護概念の変遷を中心に―
  「養護」という概念の変遷を辿るとともに、看護と養護の関係にも触れています。
看護職が医療安全に果たす役割に関する法的側面を含めた考察
  看護職免許の本質は「危険のコントロール」、看護職の行為自体がリスクマネジメントであり、そのために組織とシステム、
  情報化、患者中心などの対応が指摘されています。
ケアとケアの倫理について考える
  『Emergency Nursing』に連載されたものです。哲学、倫理学的視点から見た看護です。ケア役割と性差の関係やケアが
  安楽死を肯定しうることなどがあります。 品川哲彦氏のホームページにあります。
嗜癖治療におけるソーシャルワーカーと看護スタッフの役割
  嗜癖治療においてそれぞれがどのような役割を持っているか、PSWとナース自身が回答しています。
臨床看護婦の葛藤場面に対する認識の特徴
  「患者の人権や尊厳を擁護し主張する立場としての看護婦の役割」からそこにおける道徳的な感性を把握するという
  アプローチです。MST(Moral Sensitivity Test,1994)を一部改変したもので、葛藤場面と対処法に関する35項目があります。
  「経験の積み重ねは,患者自身の意思決定を大切にする認識を高めていた」とあります。
患者中心の継続看護における外来 看護の役割 その2
  患者への面接調査をもとに継続看護においての看護師の役割をとらえようとした研究です。
  このような調査の積み重ねが大事です。看護師の考える役割と患者の考える看護師の役割のズレを考える上でも
  回答の分布などをより詳しく知りたいものです。