このサイトについて更新履歴 このサイトでは、ナース(看護師、保健師、助産師、看護教員、看護学生など)に役立つ種類のサイト(ページ)を紹介しています。 もともとは、小さな数十件のリンク集で、看護学生にインターネットは強い味方になることを伝えたいために開設しました。しかしそもそも、看護学に役立つ種類のサイト(ページ)とは何か、看護学とは何かを考える場にしたいという思いもあってこのタイトルにしました。 それは、私が学部生のころに、よく知らないままに看護師の免許を取る気で、必要な選択単位も取っていったのに、最後のあと何週間かの病院実習を残したところで躊躇してやめてしまったという経験も背景にあります。そして、それでも看護大学で働かせてもらったこと、そこで知った看護の定義や理論のあまりの幅の広さに驚いたことが影響していると思います。 それが、ここまで膨大になるほど更新し続けているのは、まず、学部生のころからのモラトリアムがずっと続いていて、まだ自分探しをしているという面があると思います。そのため、頼まれた仕事をすべてこなしているうちに、統計や調査や情報など方法論が中心の仕事をするようになりました。 そこでは、種類を問わずいろんな研究に関わるチャンスがあって、どんなテーマにも等距離に興味が持てています。したがって、私のブックマークは節操なくふくれあがって、その整理を兼ねて公開しているという面もあります。 しかしもっと前向きに考えてみると、関わって来た保健学や看護学における人を生物心理社会的(+スピリチュアル)に統合された存在として捉えるという視点はやはり大切だという思いが根底にあります。これは生態学的視点あるいはシステム論的視点とも言えて、私が大学入学前に進路を考えていたころ、人間の生物的+社会的な生態学を学んでみたいと思った発想から一貫したものです。 そのためには常に学際的なアプローチを心がける必要があります。このサイトがそれを促進するための情報ツールになればという思いがあります。さらには、多くの情報を見渡しながら情報化の進展につきあっていると、人間と健康と社会の関係を情報という視点から整理することの切れ味の良さへの期待があります。 また、看護職は過重な労働負担などさまざまな面で、なかなか本来の力を発揮できていないという現状があると思います。これは今や医療職全般に言えることのようにも思いますが、そこで必要なことは一人ひとりの持つ情報と職種間における情報の共有、それらに基づいた意思決定ならびにアピールする力だと思います。情報は力でもあり、すべての看護職や保健医療福祉関係者の力になればと思います。 このサイトでは、リンクの量そのものよりは(かなり膨大になってしまいましたが)、注目したいキーワードやトピックから探せるようにカテゴリの質にこだわって作成しています。もちろんまだまだ発見しきれていない貴重なサイトがたくさんあると思います。 それでも全体としては、すぐに役立つ種類のサイトはまだまだ少ないのではないでしょうか。とくにアメリカと比べると教育や学習、研究に使えるサイトはぐっと少ないと思います。したがって、そのキーワードやトピックについての情報が少ないときに「よし、思い切って情報提供して みよう」という方が増えて、役に立つ種類の情報の共有がもっと進めば、と願っています。とくにわかりやすいサイトがもっとあればと思います。 また講義や講演資料、論文などやそれに関連したメモなどについても、なるべく公開しています。講義資料は.聖路加国際大学での「環境論II」(内容は、公衆衛生学、疫学、地域保健学、保健行動論、 保健社会学など)と 大学院修士の「応用統計学」「看護情報学」、東京大学大学院健康社会学分野の「健康社会学特論」 、愛知県立大学看護学部の「保健行動論」、首都大学東京の大学院修士の看護研究方法論II、兵庫県立大学大学院看護学研究科の特別講義などからです。 このサイトへのリンクについてはトップページでも部分でも自由にどうぞ。連絡は必要ないです(リンクフリーは和製英語、リンクは自由!) |
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